教銘舎の太田です。こんにちは。
福岡から津川が帰省。
数ヶ月前から聞いていたので予定を空けて待っていた。
そういえば昨年もこの位の時期に帰ってきていた。
その時行ったのは、、、長野(長野市、松本市、安曇野、高山)だったような。
さてさて今日は何処に行きましょうや。
前々日位から相談するも、お互い決め手に欠け(笑)当日まで決まらず。
天気予報をみると、どの地域もそこそこのお天気。
じゃ、
長野に行きますか。
そう、私は無類の長野好き。
いつかは長野に住みたいとさえ思っている。
たまに長野の空き家バンクをチェックしていたり。
最初の目的地は戸隠、ここにオススメの蕎麦屋があるのだ。
道中、高速の車窓から北アルプスが見える。
『こんなに雪があるの久しぶりに見ました。』と北陸人にあるまじき発言をする津川。
そんなにかい?と反応すると、
九州はまったく雪降りませんからと、何故かしたり顔。
12時頃到着すると既に多くの車が。
えっ、もう12時??
3時間位かかったのだが、お互い喋り倒しているのであっという間に到着したような感覚になっていた。
雪国特有の汚れ方をした車がひしめく駐車場。
そこに一つだけ空きをみつけて滑りこませる。
そばを注文してお茶受けに出された野沢菜をつまむ。
津川の後ろではアラジンストーブがメラメラと炎を躍らせて、
底冷えのする古民家の一隅を照らしていた。
お客さんは入っているものの、ガヤガヤとするような雰囲気ではない。
それぞれ小声で話しをしたり、窓の外の雪景色に見入ったりしていた。
雪は音を吸収するような気がする。
雪景色が広がる場所はいつも静かだ。
注文の蕎麦が湯気を立てて運ばれてきた。
毎回同じものを注文するので悩む必要もない。
蕎麦通ではないが、ここの蕎麦が私の身体に合っていることは分かる。
お腹を満たしてまた走り出す。
次に向かうは善光寺。
信心深い訳ではなく、ここの門前町で買いたいものがあって立ち寄っている。
それは何とか礒五郎?のゆず七味と、街角にあるパン屋さんのラスクだ。
善光寺さんにもご挨拶。
津川が御神籤を引きたいというのでポケットで鳴っていた100円玉を二枚取り出す。
ここの御神籤は昔ながらのジャラジャラ回して棒を引き出すものだ。
その棒に番号が書かれており、小さな引き出しに入った御神籤を自分で取り出すスタイル。
ふむふむ、私は吉か。。。
いつもは大吉なのに、今日はちょっと調子が悪いかな。
つがw………
ひきつっているではないか、どうした津川、どうした!
まさかの●が!!
入っているんですな、そんなんですな、でも大●じゃなくて良かったジャン。
そして受験が終わっていて良かったじゃなぁい。
もう一回ひきます!と津川。
貴女がそれで満足するのであればと最後の100円玉を渡す。
せい!とひいた御神籤は吉☆
良かった良かった。
むかし金沢教室の●●先生も受験前に金沢神社で凶をひいていたなぁ。
その時も大吉が出るまで御神籤を引き続けたっけ。と思い出に浸る。
善光寺を後にして、お次はりんごぉ!
これまたお気に入りのお店があり、そこのおばあちゃんの金歯を光らせたジブリのキャラクターのような笑顔が大好きなのだ。
お店に立ち寄ると、、、
無人販売乙!
確かにリンゴはシーズンオフ。
りんご街道と呼ばれるその道の中で開店していたのは私が目指していた店だけだった。
そんな中で無人であっても開店してくれていたことは有り難い。
おばあに手紙を書いて、リンゴの代金と一緒に代金箱に投入。
その足で小布施によってジェラートを食べて帰路についた。
これまた不思議なもので、あっという間に新潟、富山、石川県にご到着。
もう直ぐ到着かというとき、一転俄かに掻き曇り、雷鳴が轟き視界を雨が遮った。
北陸では冬の始まりに鰤起こしと呼ばれる雷雨がある。
今日の雷はきっと春の訪れを告げる鰤休みかな?なんてクダラナイことを考えてしまった。
雨の中津川と別れる。
まったねー。そう、2ヶ月内にまた会う(笑)
往復600kmの運転にげっそりしながら帰路についた。