教銘舎の太田です。こんにちは。



今年も残すところ1日ということで、ちょっとだけ振り返ってみようと。



………振り返り中………

………振り返り中………

………振り返り中………

………振り返り中………

………振り返り中………

………振り返り中………



今年も良い一年だった。

来年はもっと良い一年となるよう精進しよう。

皆様にとっても素晴らしい年となりますことを祈念し、今日はこの辺で。

















なんてお手軽なブログでお茶を濁そうかと、悪魔の誘惑が御座いました(笑)


そうはいっても、大したことは書けない気が満々ですが、書く努力はしようとオモイマス。



それでは気を取り直して。


教銘舎の太田です。こんにちは。



塾もお休みとなり、大掃除も終わった。


年賀状は、、

今年から(ほぼ)辞めた。

遠方にあり、年始のご挨拶に行けない方にだけ出すことにした。



今年一年を振り返る。



去年の受験生との共闘の日々。。。


年明けから3月の合格発表までは、気の休まらない日々が続いた。

朝塾もしていたし、塾も23時30分まで開講していた。


それでも彼等との日々は輝いている。


努力に努力を重ねて得た合格。


その手助けを少しでも出来たことは、私の喜びだ。




それからは旅に出る日々が続いた。


3月
北海道はまだ冬で、何年も通っている喫茶店で飲んだアイスコーヒーが美味しかった(笑)


4月
岐阜でうなぎを食べ、アクアトト岐阜で癒された。
伊勢神宮へお礼参り、帰りは鳥羽水族館で癒される。
春の九州上陸。鹿児島から宮崎、阿蘇を通って南側半分を制覇。
鹿児島空港に置いてあった等身大のかしわぎゆき(漢字も分からない)の着物姿に、一目ぼれ(笑)
サインをみて、AKBだと気付く。


5月
1泊2日の強行軍で高知県へ。
目的は、かつおのタタキと四万十川での川くだり。
桂浜の竜馬像もみたが、背中が大きかった。
そろそろ長野が春の季節。ということで、日帰り長野旅がスタート。


6月
塾仲間と奈良県の私立高校見学に。
早朝の法隆寺は厳かな雰囲気が漂っていた。
御嶽山の麓にある自然湖へカヌーを漕ぎにいく。
今となっては、中々足を運ぶことが出来ないのが残念だ。


7月
東北縦断ツアーを決行。
被災地の現状と復興を目に焼き付けようと、毎年足を運んでいる。
青森は白神山地で軽い登山。
太宰治の生家を見学し、そこで何冊か購入。
三内丸山遺跡を見学し、毎年恒例のお茶を購入。
(何故か、美味しい:失礼)
盛岡では椀子蕎麦を124杯食べて、周りから拍手が起きる(笑)
大好きな宮沢賢治記念館は何度行っても飽きないし、
東北の歴史も大好きなので、えさし藤原の郷でも大はしゃぎ。
仙台で牛タンを食し、山形の美術館で芸術にふれ、喜多方ラーメンを食べる。


8月
夏期講習は毎年グッタリ。
3階は暑い。思わず階下の不動産会社にエアコンの増設を打診する。
シロクマに夏はキツイ。


9月
土日の休みがあったので、何故か日帰りで滋賀の近江八幡と信楽へ赴く。
信楽焼きは純朴でステキだった。
近江八幡では、バームクーヘンに舌鼓を打つ。
(もう焼きたて販売はしていないらしい)
長野日帰り旅も何度か繰り返す。
白山登山をしたのも9月だった。
同行者が腹痛になり、ザックを二つ背負っての下山はきつかった。
生徒たちとBBQに行く。(そういえば、3月にも行ったな。)
塾以外の場所でみる生徒の姿は新鮮なものがある。



10月
立山登山、下山後は塾で授業予定があったので時間に追われての山行となったが
やはり山は別世界だ。大自然の中にあって、生かされている自分に気付くことが出来る。
しつこく長野の日帰り旅行を二度ほど。
鮎の季節がやってきた。この季節になると庄川の鮎やさんで鮎の食べ放題が始まる。
ここに通うようになって、何年だろう。
毎年食べる量は減っている気がする(笑)


11月
やはり長野へ赴く。長野好きだな。
珍しく高山へ。テディベアミュージアムとか、垂涎スギル。


12月
同業者での忘年会が続く。
そうそう、今年は沢山の同業者さんが当塾の見学にいらした。
自慢の教室と、生徒なのでよくよく見て頂きたいものだ。


今年一年を振り返ると、何だかミニ旅行記のようになってしまった。
だが、私は仕事のために旅に出ていると思っている。
いつも同じ場所にいると、自分を客観視できなくなることもあるから、
違う土地に赴き、土地の人の話をきき、土地の食事を摂る。
そうすることで、いつの間にか造り上げていた自分の殻が音も無く崩れ落ちることがある。
複雑なこと程簡単で、簡単そうに見えるもの程、実は非常に複雑なことが多い。
スピードを上げれば視界が狭くなるし、ぶつかった時の衝撃も速度の二乗に比例する。
だからたまには、ゆっくりと歩いてみることも必要なのではないだろうか。

そうすれば、水の流れに身体を委ねる枯葉にさえ人生の醍醐味を感じることができるのだから。



今年も一年、多くの人に支えられ助けられてきた。
来年もきっとお世話になるのだろうが、早く私が支える側になりたいと心から思っている。


ありがとうございました。


それではこの辺で。


くまくま。








 
教銘舎の太田です。こんにちは。



年内最終日である今日、ある生徒の保護者から連絡があった。

その生徒とは、スマホを購入したことを私に黙っていて

それが露見した3日後に、逃亡した生徒だ(苦笑)



もう高校生なので、スマホを持たせること自体はある程度容認しているが、

彼に関しては、そのハマリ方が尋常でないことが容易に想像できたので

スマホ所持の許可を求められれば、絶対に首を縦に振ることは無かっただろう。




でも勝手に買ってしまったものは仕方ない。




ああ、三日連続で仕方ないとか致し方ないとか書いているな。


なんやかんやを、結構受入れている。


いけないことを『いけない。』とは言うが、最終決定権が私にある訳ではない。


塾を辞めれば、絶対に成績が落ちると分かっている生徒。

いや、言い直そう。今のは間違いでした。


塾を辞めれば、絶対に自分で自分を磨くことは出来ない生徒だと分かっていて、

子どもの我儘(怠惰)で塾を辞めたいと言っている場合、

親御様としては、お金を払っているということ、子どもが嫌がっているということが背中を押して


子どもの言う

『塾を辞めても、家で勉強を頑張れるもん。もう塾で頑張ることを学んだから大丈夫。』

という言葉を信じてしまうのだろう。



本当のことを言えば、親御様だって分かっているのではないだろうか。


塾を辞めれば元の木阿弥とまではいかないが、これまで塾で為してきた努力を継続できないことを。


だが、子どもが嫌がっている。お金も掛けている。という『理由』をつけて、

自身を納得させているだけではないのだろうか。


あ、別に攻撃している訳ではないですので、ご不快になられないようにお願いします。



私が言いたいのは、人間ってそういう生き物だということだ。


そういった弱さも怠惰なところも狡猾なところも全部ひっくるめて人間なのだから、恥じることはない。

勿論私もそうだ。


怠け者だし、面倒臭がりだし、自律もまだまだ出来ていない。
(これ以上書くとメッキが剥がれそうなので、自粛します)


塾は努力を継続するための場所だと思う。

モチベーションを上げることや、分からないところを解決することも重要だが、

小さな努力を継続すること以上に、人を成長させるものなどないのだ。

努力の継続さえ出来れば何でも出来るようになる。

努力を継続すれば、当然集中力や忍耐力、思考力や知識がつく。


人類の財産たる知の集積回路にアクセスすることだって出来るようになる。



そのためにも、努力を継続しなければならない。


今日頑張ることをしない子どもは、明日も頑張れない大人になる。


だからこそ1日、いや1秒を大切に生きてほしいと願う。



話を戻そう。


今回の件に関して、親御様は生徒の特性を理解した上で泳がせておいたのだろうと思う。


与えてみて、自分でやらせてみて、結果的に成績を50番以上下げた。


これまで積み重ねた貯金をミゴトに崩しての帰塾。



それでもいい。


間違ってもいい。それが人間だから。


今回、彼はスマホを得て、塾を辞め、失ったものもあっただろうが、得たものもあっただろう。



また今日から努力をしていけばいいのだ。


って、通塾は年明けですか。そうですよね。もう2時間程で年内の授業は終わりですから。


これからの彼に期待しよう。
(次のテストで順位を通塾時のラインにまで戻してくれることだろう、絶対に。)



それではこの辺で。











 
教銘舎の太田です。こんにちは。


寒い日が続きますな。

冬だから寒くてアタリマエなのだが、朝の教室はちょっとだけ心が折れそうになる。



2階の教室と比べると、明らかに室温が違う。


3階は夏暑く、冬サムイ。


気温に関しては、全く良いところがない。


それでも教室は広い方がいい。


それは生徒のためだ。



受験生の多くは、平日でも5時間、土日になれば13時間も塾にいるのだから



ちゃんとした椅子に座らせてあげたいし、隣の生徒との距離も近すぎないほうがよい。
(私個人のパーソナルスペースが広いので、他人とあまり近いのは不愉快に感じてしまう)


ちなみに、女子は女子同士である程度固めて座るように指示しているが

何処かのファミレスでみるような光景には絶対にならない。

休憩中ですら、あまり余計なことは話さない。


むしろ男子のほうが、サル山のように五月蝿い。


そんな男子をみて、『女々しいガキだな。』と言ってから、女々しいという言葉は

女性に対して失礼だと気が付き、反省した。


ああいう男子に似つかわしい言葉は、、、



あ、


やっぱり五月蝿いだ。(失礼)


女子目線で言うと、男子は汚い、クサイ、五月蝿いだと思うが

当塾の男子生徒に限っていえば、あまりそういったタイプはいない。


五月蝿いはうるさいが、男臭い感じではなく、どちらかといえば繊細でか細い印象だ。



話が逸れた。


寒い教室に辟易して、今年もヒーターを購入した。


ダイニチの何とかってやつ。。


これを窓際に座っている男子生徒のために使う。


ちなみに、塾の空調構成はこんな感じだ。


業務用エアコン×2台
灯油ファンヒーター×3台
加湿器×2台
だるまストーブ×1台(現在は使用していないが、災害用に置いてある)
あんか×1台(笑)
サーキュレーター×3台


朝一は、エアコンとファンヒーターをフル稼働する。

教室内が暖まってくる昼近くになると、ファンヒーターの設定温度を下げるか、一旦停止させる。

ファンヒーターを消してしまうと寒く感じる場合や、昼食後は3台ある換気扇の内1台か2台をつけるようにしている。

1時間に一度は、時計についている湿度計で教室内の湿度を確認し、また加湿器を調整。


書いていて、なんて面倒臭いことをしているのだろう。。と思ってしまったが、


教室の空気を作る(リアルな方の空気デス)のは、本当に大切で、

これを疎かにすると、眠り姫や三年寝太郎が続出するし、

大事な生徒に風邪をひかせる原因になることもある。


そして何より、私が不快。


結局ソコか!!と突っ込みを受けそうだが、ソコだとオモイマス。



教室が散らかっていたり、空気が悪い、教材の片付けが出来ていない、

字を綺麗に書かない、宿題をしない、挨拶をしない、礼儀を教えないっていう塾があれば、

そういった全てのことを、塾長自身が出来ていないのだろうと思う。



塾長が出来ていないことが、生徒に出来る訳がない。



もし出来ているとするのなら、育った家の教えか、その塾長が強烈な反面教師となったのだろう。


だから当塾の生徒が弱いところは、私の弱いところでもある。



そういったところを先ず自身が認識して、それを是正していけるようにしなければいけない。


人が人を磨くとき、善くも悪くも、最後は人に因るものになるだろう。



なんて格好良いことを書いているが、塾に関しては結構自分のやりたいようにやっていたりする。

作らない、飾らない、うそをつかない。

自然体で生徒に接するからこそ、生徒も見せてくれるものがあるのだろう。


ちょっと話が逸れたが、今日はこんな感じです。

それでは。













 
教銘舎の太田です。こんにちは。


夏期講習のお盆休み、冬期講習の正月休みには、毎回頭を悩ませている。

今年も正月開講を試みたが、生徒たちが望んでいなかったので見送った。
(年末に再度正月の出席可能日時を記入させたが、殆どの生徒が休みとしていた)


家族での予定や、祖父母宅へ挨拶に行くということも大切なことだと思う。

思うが、受験生にとって最も大切なことではないと考えるのだが。。



まあ、ここで愚痴っても詮無きことで、

そのように生徒との関係を築いてきたのは私自身なのだから反省して、次に活かしたい。


子どもたちにとっては、待ちに待った正月休みなのだが当然のように宿題は出る。

勿論元日も含め毎日。。


ただ、宿題を出すだけでは足りない。


彼等は他人事のように、『宿題が出来ませんでした。』というからだ。


いや、きっと反省しているのだろう。

きっと、明日からは頑張ろうと思っているのだろう。


分かる、わかる。


だが!!

その繰り返しをこれまで嫌っていうくらい為してきた結果が『今』であることにそろそろ気がつくべきだ。


失敗しても、反省しても、その経験から学ばないのであれば意味がない。


そこで私は考えた。(きっと悪い顔をしていただろう:笑)


『ねえねえ、生徒諸君。毎日の宿題が終わったら私の携帯にメールしてもらってもいいかな?

で、もし23時までに終わらなかったら、コンコンと説教されるっていうのにしようよ。(ニヤリ)』


明日の自分に期待している生徒たちに異存なんてあるはずがない。


この"23時までに"というのには、昼間遊ぶだけ遊んだ生徒が夜中までかけて宿題をしようとしてしまい、

結果的に風邪などの体調不良に陥ることを防ぐ目的がある。


そして、私に説教されることでモチベーションの維持は勿論だが、

その日の分の宿題未達は一旦置いておいて、

明日は明日の宿題を進めることが出来るので、宿題が雪だるま式に増えていくことがなくなり

ついては、毎日のモチベーションの持続にも繋がるのだ。



自分で考えておいて言うのもナンダガ、なんてスバラシイシステムナンダ!!(笑)



ただ、問題は。。


私が面倒くさい。


だが、どうせ何処にいても、何をしていても生徒のことが気に掛かるのだから構わない。


生徒には言っておいた。


私がどんなに騒がしい場所にいても、どんなに陽気でも気にするな。

いや、気にしてはいけないし、それを他の人に言ってもいけないゾ。

絶対ね!!


そんなこんなで、今年の正月は生徒へのメール返信と電話対応に明け暮れそうですわい。


それもまた仕合わせ。


それでは。




 
教銘舎の太田です。こんにちは。



以前生徒に言ったことがある。



『私が一番可愛いのは、大事なのはここに居る講師たちだ。

彼等講師は私にとっては子どもみたいなもので、君たちは孫みたいなものだ。』と。



当時私は直接指導をしていなかった。


金大生を中心に学生アルバイトを30名以上雇って、個別指導の真似事をしていたのだ。。



だが、その方式は上手くいかなかった。


講師へのコマフリ、文系理系のマッチング、生徒の成績が伸びない、

当日欠席への振替対応や、保護者の方からの御意見。


そんなものは大した問題ではなかった。




私の中で、潮時だと感じたのは

学生アルバイトの中でも、指導力がある者が指導力のない者を拒むようになった時だった。



自分たちだって最初から何でも出来ていた訳ではなく、

沢山の人がそれをフォローし、経験を積む事が出来たからこそある程度のレベルにまできただけなのに

何を勘違いしているのだろう?




私はどちらかと言えば、出来ない講師へ肩入れしていたので、そのように感じていたのだが

正直に言うと、出来る講師も可愛いし、出来ない講師だって一生懸命に努力している子はやはり可愛い。

だから、そこで兄弟げんかのようなことになるのは勘弁してほしかったのだ。


そうした紆余曲折を経て、私は一人で指導をするようになった。


自分でやれば、誰かのせいにすることも出来ないし

人と人との軋轢の中で心を揺らされることもないだろうと考えてのことだ。
(この話は長くなるので、改めて)



これまで一番に思っていた講師たちと離れての生徒指導。


では、一番可愛いのは生徒になったのか?と問われれば…



否!!



やはり金沢で頑張っている喜田と山本が可愛くて仕方がない。


雪が降れば、車は出せるのかと心配になるし

正月が近づいてくれば、餅は買えるのかと不安になる(笑)



彼女たち二人をこの業界に導いたのが私だから、

何か責任感のようなものを感じているのか、

もう10年近く一緒に苦楽をともにしてきたからなのかは分からないが、

彼女たちがどれだけ私のことを嫌おうが、悪態をつこうが、どうしようが、

私に出来るだけのことはしていこうと思っている。



決して甘えない二人だから、私も安心して甘やかせるのかもしれない。



彼女たち以外の講師たちは、いまや大学を卒業してそれぞれの道で頑張っているようだが

盆や正月になると、私がいる北陸まで会いにきてくれる子もいる。

今年のお正月も2日、3日と元講師やアルバイトとの約束が入っているので、今から楽しみだ。



それではこの辺で。
教銘舎の太田です。こんにちは。



当塾の授業が終わるのは22時。

冬の間は殆どの生徒が保護者様に送り迎えをしてもらっているので、

仕事で疲れて帰宅された後の送迎に、いつも頭の下がる思いでいる。




保護者様にとっても毎日のことなので、仕事の都合で22時の迎えに遅れることもあれば、

うっかり寝過ごしてしまうことだってある。



そういった場合、私の可愛い生徒が駐車場で待ちぼうけになってしまうので

毎日の業後に、はぐれメタルがいないかと車で塾の周りをグルグルしてから帰ることが日課になった。



つい先日も、一匹のはぐれメタルを見つけて保護した。


寒いから私の車に乗るように言うと、遠慮して拒む。

『面倒臭い奴だな。君が外に出て待っていたら私も外で待たないといけないだろう。はよ乗れ!』と

半ば強引に車に乗せる。


助手席に乗った生徒は、現在自分が行きたいと考えている高校と自分の内申点や実力テストの点数から、

勝算はどれくらいでしょうか?と尋ねてきた。



彼は入塾前の中3の頭には200点台だった生徒で、

成績連絡表も学校に提出していないようなワルにゃーーだったが、

今や400点越えを果たし、入塾当初(7月か8月位?)に

目標として語っていた高校(その段階ではかなり厳しいと感じた)の合格ラインを軽く超え

もう一つ上の県立に上方修正していたのだ。


私は本心を伝えた。


『内申点がこうこうこうで、現在の点数がこうだから、決してムリではないけれども

楽観視することは出来ないね。』



すると彼は嬉しそうにこう言った。


「学校の先生にも同じようなことを言われました。

正直言うと三者面談ではもっと厳しいことを言われると思っていましたから。」


『いやいや、中3になってからこれだけ点数が上がればそういうでしょう。

君って大学を目指しているんだよね?』


「はい。塾に入る前は美容師になろうと思っていて、だから高校も何処でもいいかな?って考えていたのですが。

今は大学に行きたいと考えています。」


『そっかそっか、それならもう一つ学校のレベルを上げて高○南か福○を狙っていこうか。

最低でもそこに入っておかないと、大学進学時に苦労するよ。』


「狙えますか?」


『今の努力を続けていけば、充分狙えるでしょう。

だけど内申書は結構厳しいだろうから、入試の点数をとらなきゃね。』


「はい!」


『で、なんで大学に行きたいと?』



ブロロロロ〜



お迎えの車が来たようで、お話はここでお終い。



保護者の方がお仕事の都合でお迎えに遅れたお陰で、生徒と濃い時間を過ごすことができた。



普段塾ではあまり話さないようなことでも、夜の車の中では素直に話をしてくれる気がする。



もうちょっと彼等がオトナになったら、恋の悩みなんかをドライブしながら聞くのだろうな。




この子はどんなオトナになるのだろう?




種を蒔く喜びがそこにはある。



だから辞められないんだろうな。塾講師。


最高の仕事でゴンス。




それではこの辺で。
教銘舎の太田です。こんにちは。



今日はクリスマス。



クリスマス繋がりでもないけれど私が幼い頃、母に連れられて毎週日曜日に教会でお祈りをしていた。



まだ若かった母親は、慣れない土地で苦労したのだろう。

その辛さを紛らわすものが宗教だったのではないかと勝手に想像している(笑)



自宅から車で20分程のところにあった教会は街の中にあったのだが、ひとたび室内に入ると、

静かに流れる賛美歌と、ステンドグラスから差し込む揺れる光によってキリスト像が浮かび上がっているような、厳粛な雰囲気をもつ空間だった。



そこで牧師様のお話を聞き、神様に祈りを奉げる。



とっても儀礼的なことなのだけれど、そういった古典的な美しさは嫌いではなかった。

そういった影響もあってか、私も知らず知らずの内に聖書の一説を引き合いに出したり

物事を考える時の判断基準に聖書にある教えが入ってきているような気がする。

まあ、仏教も儒教もスキだから、そこまで偏ってはいないだろうが

聖書を何度も読み返したことは、勉強という面でも私の糧になっている。
(確か2000ページ以上あったはず)





そういえば、教会に行く前には父親と喫茶店でモーニングを食べるというのも恒例だった。
(母と姉は早起きが苦手だったので、土日の朝食はいつも父と二人で喫茶店に出向いていたのだ)



焼いたパンと、卵とサラダ。それに珈琲がつく。
(幼い私は珈琲ではなく、オレンジジュースだった)



食事の前後に、『いただきます!ごちそうさまでした!』と言うと、

ウエイトレスのお姉さんが誉めてくれて、簡単なお菓子をくれるもので

何処で言うよりも大きな声で『頂きます!!ご馳走様でした。美味しかったです。』というようになった(笑)




父親は食事を終えたあと、珈琲のお供に紫煙をくゆらせゆっくりと新聞を読んでいた。


その時間も嫌いではなく、私も家から持ってきた図鑑を読んですごした。

そしていい時間になると、自宅に帰り母親と姉と私を教会まで送っていくのだ。



私たちが教会にいる間、父親は車で待っていたのか、

それともパチンコにでも行っていたのかは分からないが、

兎に角父親とお祈りをともにしたことは無かった。



特別子煩悩な父親でもなかったし、母親に特別可愛がられたような記憶もないが

私という人間を形作っているのは、両親の与えた環境であったことは間違いない。




子どもに何を与え、何を与えないか。

子どもに何を教えて、何を教えないか。

ささいな言葉掛け一つでやる気になることもあれば、

少しの行き違いで袂を分かつこともある。



親だって人間なのだから、完璧なんてない。

間違うこともあるけれど、それでも子どもを思ってのトライ&エラーなら仕方ない。



それでもこの世に生を受けることが出来たのは、母親が命を賭けて産んでくれたからで、

大きくなることが出来たのは、父親が汗水垂らして働いてきたからだ。




父と母に感謝している。




それではこの辺で。

教銘舎の太田です。こんにちは。


保護者の方と面談をしていると、私には見えていない部分が明らかになることがある。


良いこともあれば、勿論悪いこともあるが

悪いことに関しては、子どもたちが一番信頼(甘えて)いる保護者の方の

視点だということを考慮して、ある程度フィルターを通して考えるようにしている。


一つだけ気になったことがあったので、記しておこうと思う。



ある生徒は、保護者の方がお弁当を届けて下さったのにも関わらず、

友達とコンビニに行きたいからと言って、お弁当を持ち帰るように伝えたそうだ。

勿論それで引き下がるお母様ではないので、強引にお弁当を渡したそうだが

これは本当にいけないことだ。

我が子可愛いやで、一生懸命に作ったお弁当を届けて、

コンビニに行きたいから持って帰れ!!?

私なら張り倒してしまうだろう。

保護者の方からすれば、こんなに悲しいことはない。


ちなみに、このお話をして下さったお母様。


とってもポジティブな方で、


『でも先生、家の子。これまで私が野菜ジュースを飲むように言ってもきかなかったのに、

コンビニに一緒に行っている塾の先輩たちに勧められたとかで、

最近野菜ジュースを飲むようになったんですよ。』


なんて仰っておられた。



弁当の件では、他の保護者の方からも似たようなお話をお聞きした。





保護者の方の中には、仕事が忙しいために、

お弁当を作ってあげたくても叶わない方もおられるだろうし


毎日コンビニに行っている生徒の中には、

お母さんが作った温かいご飯を食べたいと思っている子もいるだろう。


在ることの幸せに気がつかないのは、愚かで不幸なことだ。



いつまでもあると思うな、親と金。

子ども向けには、いつまでもあると思うな親と時間。


そういう私も、母親からのご飯取りに来なさい攻撃には参っているので

我が振りも直そうと思う。。。


だって、当日に言われるのはwww




それではこの辺で。







 

教銘舎の太田です。こんにちは。

 

 

 

えー、ブログをサボってしまいました。

 

ごめんなさい。

 

 

 

20日から冬期講習が始まり、

 

保護者の方との面談や新規入塾希望者の方との面談など大童でした。

 

 

言い訳をしたところで、何を書きましょうか。。。

 

 

 

小さなことばかりが頭をよぎるのですが、

 

小さなことの積み重ねがやがて大きな差となることを教えている身としては

 

そういったことを蔑ろにせずいきたいと思います。

 

ブログとしてはショートショートになるかもしれませんが、、

 

 

ねがったりでww

 

 

 

うそです、すいません。

 

 

それでは気を取り直して。

 

 

ある女子生徒が、翌日は遅れてくると申し出た。

 

 

理由を尋ねると病院に寄ってからの出席になるとのこと。

 

 

当然のことだが、『病院に行く。』という生徒に、病名を尋ねたことはないのだが、

 

その生徒は自ら言った。

 

 

「しもやけで。。」

 

 

『しもやけかい?寒かったのかね?』

 

 

「冷え性なんで、毎年です。特に足元が。。」

 

 

『それなら、私の机の下に置いているハロゲンを使えばいいよ。』

 

 

遠慮する生徒を無視して、勝手に設置する。

 

 

掃除の時間に、ハロゲンをどうすればいいか?と尋ねてきたので、

 

そのまま使っていいよ。と言っておいたのだが

 

気がつけばそっと戻されていた。

 

 

やはり私が使っていたものを使うのは気兼ねなのか?

 

それともハロゲンが嫌い?()

 

 

 

ただハロゲンで火傷をしたり、

 

ゴミ箱を溶かしてしまったりすることがあるのでちょっと危ない。

 

 

色々調べて考えた結果、アンカを買うことに。

 

 

当日中にアマゾンでポチっとして、翌日には到着。

 

 

 

アンカを見たことがないのか、それとも遠慮しているのか

 

中々アンカに足を乗せない生徒。

 

ちょっと警戒しているところが、ネコっぽくてツボにはいる。

 

 

ネコちゃんは、あんまり構わない方が良いので放っておく。

 

 

するとそっとアンカに足を乗せている生徒。

 

 

 

やっぱりネコ科か。

 

 

………

 

他の女子の為に、パネルヒーターの導入も検討しようかな。

 

皆言わないけど、実は寒かったりするのだろう。。

 

 

でも、あれ結構お高いんだよな〜。。。。

 

 

 

それではこの辺で。

教銘舎の太田です。こんにちは。



ちょっと出来る人には、自由な人が多い。

発想も自由で、創造的なことが出来る。

発言も奇抜で、あまり周囲のことを気にかけない。

それはファッションにも影響するもので、仕事でも私服だし、

ちょっと人と違っていることが多い。



世の中には結果を出していれば、ある程度までのことなら許されるということが多々ある。



ちょっと出来る人たちは、結果を出しているから自由が許されているのである。



それを出来ていない人がみて、フリーランスになれば自由な格好で仕事が出来るとか、

出社時間も自由だゼ!!などと勘違いをしてはいけない。

会社という看板もなければ、実績もない間にそのような勘違いをしてしまい

周囲に冷ややかな目でみられてしまっては、成功するものも成功しない。



力の無い人間ほど、ちゃんとした格好をするべきだと私は思う。

まだ自分に出来ることが少ないのであれば、絶対に時間は守るべきだし

人と話をする時の言葉遣いにも注意をしたほうがよい。




だけど、、、、



実は一番キッチリしているのは、本当に出来る人だと思う。




そもそも服装や礼儀というのは、相手に不快感を与えないもので

その場に合っているものでないといけない。



町内でドブ掃除をしようという場合には、汚れてもいい服やツナギなどが望ましいし

娘が彼氏を連れてくるときには、ワイシャツにセーターくらいが調度いいだろう。←なんのこっちゃい。




出来る人は、凡人では気がつかない程自然に当然のようにそこに在る。

そして静かに気を配る。

決して喚かない。

尋ねられた時にだけ、理路整然と持論を語る。だが、押し付けない。

発想も独自のものが多いが、それはこれまでの経験や勉強から得た知識に裏づけがされている。

他者には非常に優しく、穏やかで、それでいて逆らえぬと感じるオーラがある。

結果を出していることに胡坐をかいたような、横柄な態度をとらない。




このような理想像を描き、そこに少しでも近づきたいと真剣に思っている。



今日は短いですが、今日も短いですがこの辺で。